出口はありますか?

幸せに暮らす方法を探したり考えたり見つけたり。ストレスをヌルっと回避できる技を身に着けたいアラフォー。自分軸を磨き自分の生き方、らしさを作りたいと思っています。

子供みたいに泣いた本

 

 

これ読んで昨日泣いてしまった・・・。

 

特に、過食がやめられない女性の話でプツンときてしまいました・・・。

 

 

著者の生き方、考え方がほとんど私に当てはまっていてびっくりしながら読みました。

 

家庭環境は違えど、母親を気づかいながらいい子であることを自分に課し、でもできなくて。そんなこと考えたくなくて妄想して過ごして周りからはボーッとしている子と言われて。

 

大人になってもそれは終わらず、なんでもかんでも自分のせいにしてからめて考えて、常に誰かに際われているような、監視されているような。

何も考えずに空想していれば嫌な時間は過ぎてしまうからそうやって生きてきました。

 

そんなんだから人にも環境にも馴染めなくて、その場を去るか、怒って嫌になって爆発するか。

 

 

あ~めっちゃ自分!!!!

 

共感しまくりながら読みすすみ、「ああ、やっぱり生きづらいのは周りの人間が嫌な奴らだからじゃなくて、私に原因があったのね」

という、気づきたくない嫌な事実を突きつけられつつ全部読みました。

 

 

一人反省会なんていつものこと。

後悔なんていつものこと、それに加えて自責をするからなにもかわらない。

ごめんなさいわたしが悪いんです~と言っているだけで、何も変わらない。

 

 

どうして自分を責めるのか?生きづらいのか?

怒りも悲しみも、相手のせいにするのもそれは自分の中に罪悪感があるから。

 

 

自分なりにやってみました。

 

私の場合、「どこの会社にいってもうまくなじめない」という悩みがあります。

 

このどこに罪悪感が隠れているのか?

自分なりにやってみたところ

 

「私はどこにいってもみんなと仲良くすることができない」

「家族と話をしない私はだめだ。本当は家族と仲良くしなければいけないのに、関わらない私を見て母親は失望している。」

「家族と仲良くしない私はだめだという母親への罪悪感」

 

母親にですね。

 

もう一つ。

 

「お金を貯められない自分はだめだ」と思っています。

 

「20年ずっと働いているのに貯金がない。」

「みんなはお金をちゃんと稼いで貯めているのに私はできていない」

(他人の目線は除く、という方程式があるので・・実際は)

「お金をちゃんと稼いで貯めることがわたしにはできない」

「実家に暮らしているのにお金を出していない。それなのに貯金がないなんて情けない。親にお金を渡してよい年齢なのに情けない。母にお金をかけて楽にしてあげたいとか思っていたのに全くできていない。」

 

という罪悪感。

これも親に対してですね。

 

 

ほぼ、母親ですね!!

 

では他人バージョン。

 

「会社の上司をはじめ好かれていない」ということ。

 

これは

「みんなは上司とうまくやっているのに私はできない」

「上司とうまくやれない自分」

「上司の期待通りに動けないという罪悪感」

 

自分の仕事力、愛嬌力の足りないことが原因です。

 

自分なりなので、もしかしたら違うかもしれませんが。

 

 

 

罪悪感を気にしているから、自分のやりたいことができない。

何かをしようとしても、罪悪感が邪魔をしてできない。(母親の呪い)

罪悪感を抱えたままだと、自分の本当の魅力が埋もれたまま・・・。

ただ、罪悪感を意識するとできない自分を認識できて、人のせいにして怒りを感じることも減る。

 

モヤモヤ・イライラ、他責・自責をしているとき、なにかの罪悪感を抱えているのでそれをあぶりだしてこういう。

 

「この罪悪感は手放していい!!!」

 

 

と。

 

 

早速実践してみたくて、今日サークルに参加して意識してみました☆

ほんと自分のフットワークの軽さよ(笑)

 

結果は、いつもより自分が生き生きして話している!!

ということ。

あと、単純に会話を楽しめた。

 

明日は会社でもこれを唱えながら実践してみようと思います。

 

 

 

 

 

最後になりましたが、この本で印象的だったのは過食症の女性の話。

 

昔は私も過食症でした。

悲しくて辛くて苦しくても食べてて、でも全然おいしくない。

食べていることにも罪悪感を感じていました。

食べることで、自分を責めていたんです。

そんな昔の自分を思い出してしまって、本の中の女性をに重ねて号泣してしまいました。

 

「もういいよ!もうやめて!もういいから!!」って

脳内のその女性にずっと泣きながら懇願していましたね。

そのあとに、子供みたいに「嫌だ!もうやりたくない!」と子供が駄々こねるみたいな泣き方で、上向いて大きな口開けて泣きました。

お風呂の中で。

今まではこらえるような下をむいて泣くスタイルだったのですが。

この「嫌だ!」といっていたのは、子供の頃自分が母に対して言えなかった言葉なのかなと思いながら泣いていました。

 

 

なんでしょうね。

自分に原因があるということを、突き刺されながらも、本当のことって本当に耳が痛いってこういうことなんだなと思いました。

 

たしかに嫌な奴っているけれども、それは自分がそうさせていただけなのかもって知ると、マジでキツイ・・・。

自分ってなんだかんだ自分のせいにしているようで人のせいにしていたんだなって気づきました・・・。

 

はー、本当に嫌ね・・・。

今の職場はもうやめるつもりなので、実験場としてこのワークを実践してみます☆

 

 

いつも読んでいる本とは違う視点の本でした。

 

少しでも参考になれば。

 

 

今日も一日お疲れさまでした。