出口はありますか?

幸せに暮らす方法を探したり考えたり見つけたり。ストレスをヌルっと回避できる技を身に着けたいアラフォー。自分軸を磨き自分の生き方、らしさを作りたいと思っています。

成長しようとしている人を笑う人

嫌いな人の成長、頑張ろうとしている姿を応援したくないときがある。

 

今までダメなやつ!もっとちゃんとしろよ!と思って嫌っていた奴が

 

なんだか急に、一端の社会人みたいに真面目なふるまいをし始めたのを見た時。

 

「お前なんかそういうキャラじゃねえだろ!」

 

って、ムカついてみててイライラしている小さい自分。

 

「あいつは(私の嫌いな奴)は嫌なやつ、欠点がある人間でないと私が嫌いである理由がなくなってしまう」

 

だから、相手が嫌なやつ、欠点があるがままの相手でいてもらわないと困るのだ。

 

相手を嫌いでいていい理由がなくなってしまうから。

 

ということは、少なくとも相手を嫌っている自分にとって「相手が嫌な奴」であることにメリットを感じていたということ。

 

相手が嫌なやつだから嫌っていい。

 

それなのに、その欠点を直されたら嫌う理由がなくなってしまう!相手を受け入れなければならない!そんなの嫌だ!!

 

と、思うからいつまでたって相手は自分にとって嫌な奴のまま。

 

たとえ相手が成長して私の嫌いだと思っている部分を改善したとしても、他に嫌な所を見つけて相手を嫌いなままでいいという理由を見つけてくるだろう。

 

そう、相手を受け入れたくない相手は嫌いなやつのままでいてほしい。

じゃないと私が困るからだ。

 

わたしは今のままでいたいから。

 

相手が嫌な奴でいてくれることで、私は何かから逃げている。



嫌いなやつを嫌いなままでいい。

仲良くする必要もないし。

みんなのように話しかけなくて済むし。

あいつがいるおかげで、私は自分を優位に保つことができる。

あいつが子供のようなままでいてくれるおかげで、私よりも上に立つことはないだろう。

 

嫉妬?

恐怖?

 

私よりもすごい人間になってみんなにチヤホヤされるのは嫌だ見たくない。

私よりも下の存在でいてくれなければならない。

じゃないと、私は下になってしまう。

こんなダサい、成長のしないわたしがバレちゃう。

 

だから、お願いそのままでいてほしい。

 

 

 

という、自分の愚かな部分を見つけてしまった。

 

嫌な奴のままでいてくれたほうが、楽だったのに。

 

でも、人って成長するんだよね。

 

 

今日わたし、頑張って苦手な子に話しかけた。

 

手が震えて、心臓もドキドキというかなんかもう深呼吸して落ち着かせながら頑張って話しかけた。

苦手を克服しようとチャレンジした。

勇気を出しました。

 

そんな私を見て、「あいつ何今更頑張って話しかけてんの?」とか思われていたら嫌だなと思った。

実際、苦手な子に話しかけている間、後も周りの人たちは私の行動を見てどう思ったのだろう?と考えて、馬鹿にされてるかも~と嫌な気持ちになった。

 

人の成長を、頑張っている姿を鼻で笑う人、望まない人、応援できない人はたくさんいるけれども、やられたほうの立場になったらとても嫌な気持ちになる。

 

 

何が言いたいかって、自分も含め人の成長、頑張ろうとしている姿に対して嘲笑したり「今更?」とか言ってくる人って仲良くなれない。

だから、自分も含め、人が出している勇気に対してだけはとりあえず肯定しようとそう思った。

 

 

好き嫌いの感情で、どちらにも転ぶからどうしようもないことだけど。

 

笑われても、その人は自分の味方ではないのだと判断して、応援してくれる人と仲良くするほうにエネルギーを注ごうと思いました。

 

昔、何をしてもわたしに否定的な意見ばっかり言う人がいました。

 

私より5つくらい年上で。

私が財布を買えば「なんでその色にしたの?ないわ~」とか。

自炊の話をすれば「うそ!もっと女子力出せ。」みたいなこと言ったり。

 

まあまあ、何をいっても何をしても批判的。

さぞかしご立派な生活をしているのだろうと、当時は思っていたけれども、

その先輩の噂を聞いたらとんでもない。

 

ご近所で評判悪く、人にお金を借りてパチンコ三昧、子供に暴言人前でも吐きまくり、会社の成績仲のいい人におこぼれもらって仕事しない、会社の先輩たち裏ではその人のことぼろくそに言ってて「ああはならないようにね」って言われたことを今でも覚えている。

(お金を彼氏に貸したといったら馬鹿にされたけど、自分も借金してたって話を隠してた。会社に子供連れてきて、「お母さんジュース飲みたい。」って言った中学生の息子に「〇ね」っていったのびっくりした。夕飯レトルトほぼハンバーグ。子供の弁当コンビニ。)

見ている人はみているもんだ。

 

成長しようとしている人を笑う人。

あの人はまさにその通りの人だった。

 

わたしを批判して、優位に立ちたかったんだな。

 

そう考えたら、私もあの人みたいになりたくないから頑張っている人、勇気を出している人を尊重しようと思う。

じゃないと過去の先輩みたいになっちゃう。

 

それは絶対に嫌だ。

 

この間久々に、たまたま病院で会った。

顔が全然違くて、やけにこっちを見てくる人がいるなと思って、二度見したけど全然わからなくて(目が窪んでなんか・・面影なかった。劣化が・・・)

診察で名前呼ばれたのを聞いて「あっ!あいつか!」って気づいたけど。

 

私より先に診察終えてすごい速さで別室にそそくさと向かっていったっけ。

 

私から話しかけるとでも思っていたのかな?話しかけるわけないじゃん。

どこまでお花畑なんだろう?ある意味自己肯定感高いのかな?

 

今日も一日お疲れさまでした。