最初の勇気が次の勇気を生む
誰かが書いた何気ない言葉、記事、行動で傷つくことがあります。
今日は、自分と同じ年代の男性が婚活をして、相手の女性を「ない」と表現している記事を読んでつい落ち込んでしまいました。
たまたまその女性が私と同じような暮らし方をしていました。
結果的に、その方はその女性を「ない。なにも考えていない子供部屋おばさん」と言って縁談を進めなかったたというお話でした。
仕事が暇なので、自分と向き合う作業をしていて気づいたことは
本当に私は言い訳ばかりの未熟で子供な人間だったということです。
なぜ、そう思うようになったかというと本田晃一さんの動画を見たからです。
私はずっと被害者意識で過ごしてきた。
あいつらが、あの親があの家庭環境が弟妹が・・・。
それを理由に、私は何もしなくていい権利を得ていたということに。
「暗いね」と批判されても、
「しょうがないじゃん。こういう家に生まれたんだから!暗くもなるわ!」
とか
「どうしてなにもしゃべらないの?笑わないの?」と言われれば
「楽しくないし。もっと私のことちゃんとかまってよ。」
「そんな笑っている余裕なんてないし!私は大変な家に生まれたんだからあんたたちみたいにダラダラしているわけにはいかないんだよ!」
と、ひっどい奴です。
言ってはいません。心の中で言って自分の本当の気持ちに蓋をしていました。
本音を、言い訳でかくしてごまかしていました。
家庭の事情を言い訳にして、自分の行動を正当化していました。
本当は、みんなとワイワイ騒ぎたいのに、その輪の中に入ってうまくやれるかどうかが心配で、家が大変だからと理由をつけて逃げる。
笑えないのは、ああいう家に生まれたせいだから。そんなに責められても困る。と自分責めしたり落ち込んで勇気を出せない理由を家庭の事情のせいにして。
「暗いね」と言われれば、カチンとしつつ家のことは話さないけど、なにか影を背負っているようなキャラを演じてみたり。(誰にも伝わっていなかったけど)
暗いと言われる自分自身と向き合うことはしなかった。家のせいだと。
なんか、すんごいダサい自分が恥ずかしくてしょうがないです。
社会に出ても、人に任せて逃げて笑ってごまかして知らんぷりして逃げて・・・・・ということを何回もやってきたなあと思い出しては自爆。
そりゃそんな言い訳だらけ、他人のせいにして何もしない自分なんて人生楽しくもないだろうし、人間関係も辛いよな~とわかりました。
でも、そのときはね、その方法をしかとれなかった。
でないと、心がもたなくて、その方法しかしらなくて。
調べる手段もなく、ただ必死に毎日素敵な自分になりたくていらぬ努力を繰り返していただけ。
かわいそうな、クソダサい自分がいましたね。
私は本当になにもないな全然すごくないな、と。
プライドだけ馬鹿高くて、人の馬鹿にされるのが一番怖い。
そこまで考えたら、自分なんてこの世界で一番底辺の人間なんじゃないか?と思い始めました。
なにもできないかしスキルもないし。
言い訳だけの子供部屋おばさんって言われるやばいやつ=私。
ダメ人間ここに極まれり。
底辺がどうのこうのいう時点で、私は人をそういう目で見ているということになりますが。
そう、ダメ人間にはなりたくない。
けど、もうダメ人間だったというオチ。
現実がそう。
背のびしてもジャンプしても愛想笑いしてもなにも変わりません。
残高は同じ。
収入も同じ。
体型も家族も変わらない。
ついでに過去も変わらない。
はい、私マジでクソダサい人間でした。
そんなダサい人間が今日は何をしたかというと。
朝会社に行って、仕事して家帰ってお風呂入って今ブログを書いています。
クソダサい人間ですが、ちゃんと一日無事に終わりました。
人にも物を教えました。
上司に言われた仕事もできました。
そして!
なんと朝と帰りの挨拶のときに人の顔を見ながら挨拶をしてきたんです!!
すごくないですか?
初めてだったので笑顔なんて無理でしたがやってやりましたよ。
今日も勇気出しました。
明日も、顔あげて挨拶してみます。
私が怖いのは挨拶を返されないことと、他の人と比べて元気なく返されること。
元気なく返されるのはまあ反応があったことにして不問(?)として
返されないときは、こちらに非はないので続くようでしたら上に相談(という名の批判)をしてやればいいんだなと。
来年40になるのでもっとしっかりして凛とした女性になりたいです。
カウンセラーの先生が言っていました。
自分がおかしいと思っているのが普通だよ、と。
ダサい私としったら、些細なことでもとても大きなことを成し遂げたような、そんな気分になりますね。
できて当たり前でなく、できていることが素晴らしいことになる。
読んでいただきありがとうございました。