手術をして感じたこと
入院してから、生き方・働き方を考えています。
また再発するかもしれない腫瘍。
今回は良性だったけれども、年齢的にがん化するリスクが高くなる。
それに、子宮以外にも乳房の方にも腫瘍があります。
ちなみに、腫瘍ちがいですが甲状腺腫瘍もあります。(こちらは良性が多いとのこと)
体質的に、腫瘍ができやすいのかなと思っていましたが・・・・。
スピ的な考えですが、日々我慢する生活をしていたせいで腫瘍が発生したのではないかなと個人的に思っています。
乳房の方は5年前から1年に一回の検診で変わりがないか見るくらい。
しかしそれが悪性にならないという可能性はゼロではないと病理の先生から言われました。
わたし、このままでいいのかなぁ。
こんな我慢した生活、楽しくない生活、やりたくないこと、嫌いな人たち・・そんなのに時間を費やしてていいのかな?と考えました。
そのぐらい、入院生活はメンタル的なストレスがなく、周りをきにすることもなく(バカにされたなど)気持ちがよく過ごせたんです。
いかに毎日がストレス、自分に我慢をさせていたのかがわかりました。
そして、そんなわたしに我慢ばかりさせる世界が嫌で、勝手に世界は悲しい・ツライものだと思っていました。
ですがICUに入ってただ寝ているだけしかできなかったわたしを、上から下まで世話をしてくれる看護師さんたちをみて
「どうせ嫌々やってんだろ?本当はこんなわたしのことなんて世話したくないだろう?」
って、毒づいてました。
本当最低ですよね・・・。
だから、ナースコールを押すのも毎回すごくためらいました。
「こんなことで呼んだら嫌な顔されるんじゃないか?」
「これくらいできるだろうとか思われるんじゃないだろうか?」
って。
いつも人に頼ることができずに、「大丈夫です」っていって頑張っていた自分。
本当は全然大丈夫なんかじゃなくて心はモヤモヤ悲しいし体は疲れているし、早く帰って休みたいのに
「大丈夫です」
が口癖になっていました。
そして、手伝ってくれない相手を恨んでいました。自分が「大丈夫」って言ったくせに。
看護師さんたちはそれが仕事ですが、本当に寝ているしかできない自分は人に頼って助けてもらうことしかできないということに気づき、そこでやっと
人は一人では生きられない
頼られたほうがうれしいこともある
当たり前のことですが、身に染みてわかりました。
退院後も、体力も戻らず体調も万全じゃないのでできることだけしています。
助けられると助かります。
気を使ってあれこれしてくれる人をみると、「この人は本当に優しい人だな」と思います。
それに、入院中みんなが世話をしてくれます。
ベッドにいるだけで毎食ご飯が運ばれてきて、看護師さんたちは世話を焼いてくれる。
それが彼女たちの仕事だとしても、なんにもできてない自分に親切にしてくれるんだなと思いました。
こんな、月収20万もいかない契約社員に、私がいなくても回る職場にいる自分。
そんなわたしにかいがいしくお世話をしてくれる、心配をしてくれる人たちをみて
「本当に生きてるだけでOKなんだ・・・。わたしいなくても世界は回るし・・。なら別に好きなようにやっていいじゃん」
と思えました。
なんのとりえもないわたし。
生きても死んでも地球は回るし、会社も困らない。
あれ?
私じゃなくてもできる仕事なんてたくさんあるし、今まで人に認められようとして頑張ってきたけど、もう頑張れないし。
もう、自分のこと優先でやりたいな。
自由にやりたいな。
そう思いました。
その手始めがこのブログです。(笑)
自分のこれからのことも、具体的にどう行動するか?などまだ決まっていませんが
まずは、自分をねぎらって認めてあげることから始めています。
この数日で結構現実が変わりました。
優しい人が多いです(笑)
相手の笑顔が増えた気がします。似非かもしれないけど。
人生山あり谷あり・・・谷ばっかりですが(笑)
コツコツやっていきます。
人生は有限です。
読んでいただきありがとうございました。