もうなにも頑張りたくないと思った時に気づいたこと

「どうしたら幸せになれるのか？」

そのやり方を探すべくいつも読書をしていました。

本当に幸せになりたいので、まるで呪いをかけられたお姫様の呪いをとくための方法を探すような感じでいつも本を読んでいます。

いつも心が晴れない。

楽しくない。

目の前の現実が嫌でした。

未来に不安しかありませんでした。

そんなとき久々に、タマオキアヤさんのYouTubeを見ました。

タマオキさんの本は全て読んだことはありましたが、YouTubeを見るのは久々でした。

そこで気になったフレーズがありました。

「頑張れない自分に何ができるか？」

これをきいて、ハッとしました。

今まさに、私も頑張れない状況だったからです。

というか、もう頑張りたくもなかった。

明るく元気に挨拶

上司に好かれるために笑顔

率先して会社の掃除

周りの助けになるように気を効かせて行動

などなど・・・・・。

もう、やりたくない！

できない！

無理だ！

しかしそれが出来ないならば、私は社会で生きていくことはできない。

死ぬしかない。その方がいい。その方が楽だ。

私はそんな状態でした。

（逆に言うと、そういうことをしないと好かれない、ちゃんとした社会人とは～という謎のべき思考があったのですが・・・。）

タマオキさんの動画を見たのはそんな時でした。

鬱で頑張れなくなった彼女は

頑張れない自分が会社のために何ができるか？と考えて、

会社で挨拶

売上を伸ばすために、新入社員でもないのに先輩に教えを乞う

弱みなど、他人へ話す

などできることをしたそうです。

これを聞いてマジか・・・と思いました。

あいさつするとか、おしえてもらうとか

やっぱり嫌なこと頑張らなきゃいけないのか・・・・

だってもうわたし、これ以上頑張れない。

頑張れない私は、やっぱり逃げているだけなのかなぁ。

死にたい。本当に無理だ。

でも、そこで気づいたんですね。

どうしてわたしは、こんなにたくさんの心に関する本を今までたくさん読みまくっているんだろう？と。

数えていませんが、最低でも１か月に２冊３冊読んでいます。

調子のいいときは、１か月に１０冊は読むときもあります。

それを１０年以上続けているので１００冊は読んでいるかと思います。

幸せになりたいからよんでいたけれど、それってただ必死にあがいているだけなんじゃないかって。

今の現状、今の自分を受け入れられないからいろんな本を読んで答えを探し、試行錯誤をしてみる。

今の自分を否定して、なんとか幸せになろうとしているから苦しい。

だから何も変わらないのでは？

今までずっと、答えを探すように本を読んでいました。

読まなくちゃだめだという強迫観念、あるいは焦りながら読んでいたこともたくさんありました。

それは、今幸せではない自分が、どうしたら毎日幸せを感じられる人間になれるのか？

嫌な気持ちを味わわなくて済むようになるのか？

この、いつも胸の中にある嫌な気持ちをなくしたかった。

毎日、気分よく嫌な気分を一瞬でも味わうことがない完璧な人間になるにはどうしたらいいのか？

そんなことばかり求めるようになっていました。

目の前の現実が嫌だったから。変えたかった。

すぐ落ち込んで自分責めをするし、陰口言われるし。

そのたびに嫌な気分になって何日も落ち込んで、好かれるために頑張る。

でもそれも嫌になってできなくなって頑張れなくなった。

私が本を読んでいた理由は

今の私は幸せではないし、楽しくない。

だから、本やブログを読んで、安心したかった。

安心したかった。

そう

「あなたはそのままでいいんですよ」

といってほしかった。

今の私と、私の今までの生き方を肯定してくれるような本をいつも探していることに気づきました。

たくさん傷ついたあなたでも大丈夫。幸せになれる。とか

ダメなあなたでも大丈夫。あなたを好きな人は現れる。とか。

「そのままのあなたで大丈夫です」

そういって、安心したいからいろんな本を読んだり動画を見たりして、自分に合う答えを求めていた。

それに気づいたんです。

それがいつのまにか、方法論になっていました。

これをすれば、あれをすればいい。

でも、これは現状の自分を否定する行動になります。

それに、もうこんな努力をする元気がわたしにはありません。

やらない。

手放す。

減らす。

これくらいしか今の私にはできません。

（そのままのあなたでいい、ダメなままの自分でいいという言葉は大量に見てきたはずなのに、自分の心が気づかないと、本当に気づかないものですね。）

つまり、そのままでいいよと言われて安心したかった。

つまりわたしは、

現状の自分を受け止めることができなくて、必死に周りに答えを聞いて歩いていた。

それだけの話だったのです。

答えは自分の中にあるのに。

周りに認めてもらおうと、好かれようと思っていたけど、自分を認めていなかったし好いてもいなかったからいつも自分責めをしていました。

だから、いつも周りが自分を責めている、嫌っているように見えていたんです。

心ってめちゃくちゃ難しいですね・・・・・。

ちなみに現状の自分とは

・職場で嫌われているかもしれない

・嫌われているのが嫌で本当は出社したくない、転職したいけど怖くてできない

・仕事楽しくない。上司に残業大丈夫ですよといったけど、本当は早く帰りたい

・貯金が少ない

・おしゃれじゃない

・悪口をいわれている

・悪口を言われても言い返せない弱い自分

・人を傷つけてきた過去の自分

・収入低い現実

・社会に適応するのが苦手な自分

・何度も転職してしまう自分

・すぐ拗ねるところ

・笑うのが苦手なところ

・言い方や目つきがきつくて怖がられる時がある

・人との距離感がよくわかない

・友達が少ない

・もう、いい格好しよう、ちゃんとした社会人になろうと頑張れない自分

・バカにされるのがひどく恐ろしい自分

・このままいったら、将来親の介護と弟妹の面倒で想像もできないほどの地獄をみることになる状況

・話が面白くない自分

・ネガティブ思考の自分

など。

そんな自分でもいいよと、私が受け入れればよかっただけのことでした。

人にバカにされるのがとても怖い私。

バカにするって、心理的には、自分より弱い人を作ることで安心したい不安のある人の行動だったりしますが

（自分も不安だけどあの人よりはマシと思いたいから他者を蔑むという行為）

バカにされるのは、わたしにとっては「そのままじゃいけない」という意味に聞こえ、そのたびにその欠点を変えようとしてもがいていました。

やっぱりこのままの自分ではいけない

と言われているようで。

凄く遠回りしました。

自分を認める・・って、わかっていたようで全然わかっていませんでした。

この長い勘違い行動。

どうして今わたしはこの行動をしたのか？

と、自分に問いかけをしたら出ることなのかもしれませんが、いつもの行動だったので全く気付きませんでした。

スタートは、幸せになりたいから始まったはずの読書でした。

それが、いつのまにか方法論になり、足りない自分を埋めるための行為に目がいってしまっていました。

頑張れない、今のありのままの状態で自分にできることをする。

それが、今の自分にできることだと気づかせてくれた素晴らしい動画でした。

ありがとうございました。

まず自分の現状と、できないことを受け入れることに専念します。

本田晃一さんが、YouTubeで幸せになるには自分を労うといいといっていました。

素直にやってみようと思います。

また、本田晃一さんの本を買うことから始めます（笑）

なぜ、その行動をするのか？

いつもの行動に一度問いかけてみるといいですね。

ちなみに、私がブログを書き始めたのは私の家は機能不全家族で、そのせいで私の自己肯定感がさがりつらい思いをしたから。

だから、家族が精神的な病気などで困っている人の気持ちは少しはわかるつもりだった。

だからそんな状況の人たちの味方になれるようなブログを作りたいと思っていたのですが・・うまくいかない。

なにを書いたらいいのかわからない。

かんがえればかんがえるほど、視点がわからない。

だからとりあえず、私が自己肯定感を上げるために今やっていることを書こうと思いました。

読んでいただきありがとうございました。