どうしてあの人のことがこんなにも嫌い・苦手なのか？

職場に嫌いな人がいます。

わたしと１０歳は年が離れているので、こちらが大人にならなきゃいけないとおもいつつも

どうしても仲良くなれません。

仲良くなりたくないです。

それでも嫌いな人がたてる音や、話しごえなども無意識に聞いてしまっていたり

距離をとろうと無意識に体が拒否反応をおこしてしまうんですよね・・・。

昨日も、嫌いな人のことをずっと考えながら仕事をしていました。

とってもとっても疲れました・・・。

しかも、職場の嫌いな人は、仕事上かかわらなきゃいけないときもあるため、

ずっと関わらないでいるなんてことできないから大変なんですよね。

なぜ、嫌いな人のことが頭から離れないのか？について、自分なりに考えてみました。

～嫌いな人の、どこが嫌いなのか？～

嫌いな人は年齢問わず誰でもいるとおもいます。

ベストセラー「嫌われる勇気」でも

人間の悩みの9割は人間関係とも書かれているのでしょうがないことだとはわかっています。

でも、しょうがないからといって、死ぬまで嫌いな人に振り回されっぱなしは嫌ですよね。

自分の時間を、嫌いな人に占領されてすごすなんてもったいない。

でも、どうしても頭からきえない。

離れてくれない・・・。

わたしは気になりすぎて、自分の行動を監視されているような感覚にまでおちいるときもありました。

それに、わたしの嫌いな人は鼻でわらってくるんですよね。

遠くから、聞こえるように、わたしが一人のときを狙って・・・。

それも苦痛でした。

苦痛というより、悲しい。（本当に鼻で笑っているかどうかはわかりませんが・・そんな気がする）

本当なら、言い返したいし怒りたい。

でも、わたしは自信がないから怒れない。

それに、わたしのほうが年上なんだから、若い子のわがままな態度なんてひろいこころ

で受け止めるべきなんだろうな。

わたし以外のひとは、嫌いな人と普通にはなしているから、もしかしたらわたしが

全面的に悪者なのかもしれない。

だって、その人の悪口をきいたことないし・・・。

わたしは、自分が悪口を言われているのをたくさん聞いてきたし・・・。

など、ぐるぐる頭の中をまわって結局なにもいいかえさない。

しかも、社会人なんだから、職場の人とは仲良くしたほうがいいんだよなとか

思い始める始末。

だからがんばって話しかけたりしてました。

しかも、敬語で（笑）

（なぜ敬語で話しかけたかって、何かの本で「みんな平等にふるまったほうがいい」とかいてあったので、それをマネしてみたんですよね。自分なりに試行錯誤してたんです。）

でも敬語を使いながら内心はムカついていました。

なんでこいつに敬語つかわなきゃいけないんだろうって。

話している言葉にも、「お前嫌い」という感情が出ていました。

なので、今は話すときはタメ口にしました。ストレスが少し減りました。

私の目標は、頭の中から嫌いなあいつを考える時間を減らすことです。

かといって、相手と同じ土俵に立ちたくないという気持ちもあったため、同じレベルにさがらないようにどうしたらいいのか・・と考えました。

「ばーか」といわれて「ばーか」と返すのはやりたくない。

そう思いました。

そのため、最初にやったのは「嫌いな人のどこが嫌なのか？」を書き出しました。

↓↓

20代（男）　嫌いなところ

・口が汚い（罵るような言葉を普通につかう）

・嫌なことがあるとすぐ態度にでる（大きく音をたてたり、言葉が乱暴になる）

・人の名前を呼ばない（全体的に職場の人の名前を言わない。あの人とかその人とか）

・不摂生で体調を崩すのが当たり前の生活

・やりたくないことが（本人にとって）あると人にやらせようとする

・全体的にテキトーに生きている感じがする

・上司には態度がちがう（甘える感じ）

なんか書いてみるとすごいな。

あきらかにわたしがやらないようにしていることが多いんですよね・・・。

～嫌いな人をきにしないようにやってみたこと～

嫌いな人は、自分が本当はやりたいことをやっているからムカつくんだという話

を、心屋さんが前に本に書いているの読んで、試してうまくいったことがあったので、まずは

その方法を実際にやってみました。

といっても、マネできるのは

テキトーに生きるのと、愚痴をいうことくらい・・・

ですが実際に愚痴を心の中や、一人の時、家族に言うのはよかったです。

愚痴をいうことで

「わたしもお前のことが嫌いだ！」と言えているような気がして。

少しはスッキリしました・・・。

でもなんかちがうんですよね。

以前の職場の嫌いな人は、声がおおきく堂々と言いたいことを言うところがきらいだったので、

それをマネしてみたら逆に相手のことが好きになったという経験がありました。

だから今回もそれでいけるかなとおもったのですが・・・。

今回はあまりしっくりこない。

次に、本田晃一さんのブログに書いてあった方法を試してみました。

嫌いな人を嫌いと思ってはいけないと、自分にブレーキをかけている自分を許してあげる

という方法です。

たしかに、みんなと仲良くしなきゃとおもってました。ズバリです。

小学校の時もそう習いましたよね。

だから、気を使って話しかけたほうがいいかな～とか思っていましたね。

嫌っていいんだ。

あいつが嫌いな自分を、認めて許してあげていいんだ。

そう思うことにしました。

でも、これも今ひとつしっくりこない・・・。

なんだろう・・・。

つねに相手のことが頭にある状態。う～ん・・・・。

怖い？

嫌いな人が怖いから、気になる？

怖いから、相手の行動を見張っているのでは？

いつ殴られるんだろう？いつけなされるんだろう？いつ鼻で笑われるんだろう？

それが怖くて、常に相手の行動を見張っているのでは？

どうして怖いのかって？

もし、そんなことをされたらどうしたらいいのかわからないから。

どう感情を整理したらいいのかわからないから。

あまりそんな体験したことないから。

だから、怖いし不安。

相手が恐怖の対象になっているから、こんなに気になるのではないか？

怒鳴られるんじゃないか？

なにかモノを投げられたり暴力を振るわれるんじゃないか？

もし、そうなったとき、わたしはどうなる？

怖い怖い。

わたし、あいつのこと怖いんだ。だから気になるんだ。

距離をとりたいのも当たり前。

だってわたしにとって悲しいことばっかりしてくるんだもの。

負の感情しか与えない人からは距離をとりたいよね。うんうん。わかる。

怖いんだな～。

怖いから、いつでも逃げれるように距離をとるし行動をきにしちゃうんだな。

嫌いというより、怖い。

不安なんだな。

ということがわかりました。

そしてこの気持ちと対応が、妹（統合失調症の陽性症状）に抱えていた時の気持ちとそっくりだということもわかりました。

統合失調症の陽性症状が出ていた時の妹は、

・暴言（口汚くののしる）

・人格否定

・モノを壊す

・殴る

などなど。

そっくりなんです。

ちなみに年齢も近いです。

だから、妹に感じていた恐怖が、同じ年代の人間というのもあって表れていたのではないか？という推測もでてきました。

これは、次回カウンセリングをうけたときに聞いてみたいと思います。

じゃあどうしたらこの不安から解放されるのか？

不安は具体的にかいた方がいいって、ナリ心理学のナリくんがブログでいっていたので

一応考えて書いてみました。

私の場合は

・逃げる

・暴力振るわれたらまず警察に速攻連絡。（相手は空手やってた）

・常にスマホを持ち歩き、罵倒されたら即録音。

・上司に相談。

・泣きたくなったら思い切り泣いてやる！

・わたしが間違っていたとしても、わたしが嫌な気分を感じていることは正しいので

言いたいときは相手に自分の気持ちを伝える。言って仕事辞めてもいい。

・鼻で笑うのが聞こえたら、反射的に自分も笑うとか？

でも実際鼻で笑われたら、わたしはどうなるのだろう？

バカにされたきがするから気になる。

でも、そいつに笑われたからって実際にわたしがバカになるとは限らない。

「今日も男前さげてんな～。」

「今日もイヤミったらしいね～。」

「今日も毛先からにじみでてるね～よっ！不摂生。」

と、心の中で悪いところを褒める。

あ、悪いところを褒めるっていいかもしれない。

「今日も遅刻ですか～？よっ！重役出勤！」

「今日も猫かぶり最高に決まってますね～。今度はなにを貰う気ですか～この泥棒稼業！その声どっからだしてんの？」

「ダルさにかけたら日本一！」

なんか楽しくなってきた（笑）けどイライラする。

心の中で愚痴をいうほうがまだいいかもしれない（笑）

～まとめ～

いろいろ考えてはみましたけど。

一番は、自分が自分を許せないことだと思いました。。

わたしにこんな不快な気持ちをさせたあいつが。

悲しいという気持ちを与えてくる相手が許せない。

でも本当は、

ちゃんと相手にやり返せない勇気のない自分が許せないというのもあります。

こんなこというわたしは間違っているのかも？

という思いがあって言えない。

言ったらまた

周りからバカにされるんじゃないか？

と、人目をきにして言えない。

言えないから癒えない。

もうグルグルループです。

私は本当に自己肯定感が低いので、なにをしても間違っているのでは？と

思ってしまいます。

けれども、自分の心が感じていることは自分にとって全て正解。正しい。

これだけは真実です。

わたしは悲しいと思っているのは、真実です。

嫌だなと思っているのも、真実です。

それを、無視して、相手が正しいのかもしれないとなにもしないで耐えるのは違うと思う。

でも、相手に言い返すって・・・なかなかできない。

それこそ経験が足りない。

とりあえず

・自分はあいつが嫌いなんだな～と認める。

・嫌いな人がいる自分を許す。

嫌いな人を無視したり、距離をとる行動をしてしまう自分を許してあげる。

しょうがないよね～って許してあげる。

・妹のことがトラウマになっているのもあるかもしれないと、意識だけはしておく。

・嫌いな人より、仲のいい人と仲良くなることに時間をつかう。

ということを意識していきたいとおもいます。

今回は嫌いな人について考えてみました。

実際、嫌いな人はどこまでいっても嫌いです。

私の場合は、嫌いというのもあるし、怖いという感情もあることがわかりました。

また、怖いから起こる不安に対してどう対処すべきか？

ここを具体的に考えると、少しだけほんの少しだけ心が軽くなるかと思います。

言いたいこと言ったほうが、いいのはわかっているんです。

最初は怖いです。

慣れるまで、やるしかないんでしょうね。

あるいは、はっきり言える人をマネしてみる。言い方とかね。

嫌いな人について、なぜ嫌いなのか？

理由をどんどんつき詰めて考えてみると、新たな考え方が出てくるかもしれません。

人生は有限です。

読んでいただきありがとうございました。